業界を知る:東京美装を取り巻く環境

東京美装をとりまく環境
FM:ファシリティマネジメント

ここでファシリティとは、施設、建物、設備のみならず、人が働く「場」や、その物理的、機能的環境を意味しています。東京美装興業では、50年間の業務経験を通して培ったビルメンテナンス業務を発展させ、お客さまの総務サービスやヘルプデスク、その他周辺管理サービスなどのノン・コアビジネス運営を通して経営支援をおこなう「戦略的アウトソーシングサービス」を広く事業展開しています。

ファシリティマネージャーの活躍の舞台は一般的なオフィスからはじまり、公共施設、大学などの学校施設、病院施設、ホテル・リゾート施設等多岐にわたり、今後ますます成長が望まれる分野ですので、学生の皆さんにも、ぜひファシリティマネージャーを目指していただければと考えています。

PM:プロパティマネジメント

「J-REIT」という言葉が経済紙面に出てくるようになり、昨今、不動産の証券化や、それに伴うアセット事業のリスク顕在化などがインパクトとなっています。これはつまり、ビルの不動産価値の向上、また、入居テナントの利益の最大化ということになりますが、東京美装興業は、長年に及ぶ業務の蓄積から、いわゆるその「さじ加減」を把握しています。

具体的には「テナントリレーション」、既存テナントの稼働率や収益の改善、管理運用の適正化や、新規テナントの誘致、ひいてはオープン時のセールスプロモーション等まで手がけています。「不動産管理」、「販売促進」といった分野に興味のある学生さんの御応募をお待ちしております。

BE:ビルエンジニアリング

東京美装興業は従来、企画・設計・施工のあとの「第四の建築行為」としてビルマネジメント業務を展開してきました。こうした建物の運営、維持管理のコストは建設費の5~6倍といわれます。私たちは社内に一級建築士事務所を設置し、独自のデューデリジェンスシステムを構築して、お客さまの建物に関するあらゆるニーズ、例えば建築物のコンバージョンなどのコンストラクションマネジメント、省エネルギー対策、LCCや耐震劣化の診断等エンジニアリングレポート作成などをおこないます。

こうすることで、例えば汚れた床をどうするかという場合には、ビルメンテナンスの視点から「床をきれいに清掃する」、一方でビルエンジニアリングの視点から「床を張り替える」といった複眼的アプローチが可能です。土壌などの環境や建築物の構造に興味のある学生さんにも、広く活躍の舞台があります。